第十五回:在宅ワークで感じていること①

私は今年から独立して在宅ワークに変わったので、今年は去年までと生活がガラッと変わりました。

今までは車に乗って出社して、8時間勤務して、30分くらいかけて家に帰ってくるという生活をしていましたが、在宅になったことでかなり生活リズムや環境に変化がありました。

率直に一番感じているのは、家族との時間って実はこんなにあったんだなということです。

去年までは大体7時半くらいに起きて、朝ご飯を食べて出社して…仕事が終わって帰ってきたら19時半くらいでした。

家でご飯を食べて、子どもをお風呂に入れて寝かしつけたら、子どもとそこまでお話する機会もないまま1日が終わっていました。

私がお風呂に入った後に、妻が結構長風呂をするので気づいたら22時半とかになっていて、妻ともあまり話していなかったんですよね。

仲は悪くありませんがほとんど会話がない状態だったので、在宅ワークになったことで単純に家族との時間が増えました。

朝、子どもにご飯を作ってあげて、バス停まで送ってあげることもできます。

私は基本的にお昼の打ち合わせは入れないようにしているので、その時間帯に妻とちょっとラーメンを食べにいくとかおそばを食べに行くとかしています。

あと、二人で歩いてアイス屋さんへ行ったり…。

そういう時間がすごく増えたなぁと感じています。

打ち合わせが入っていないときに、子どもをバス停まで迎えに行ったりこどもと遊んであげられるようになりました。

寝る準備とかだけじゃなくて、平日ってこんなことをしていたんだというのがよくわかるようになったと思います。

何気ない会話しかしていないのですが、会話って重要ですよね。

コミュニケーションの頻度が全然違うので、シンプルに1/10くらいしか揉めなくなりました!

旦那さんがずっと家にいると鬱陶しいっていう方もいると思うんですけど、家の場合は今までが家の手伝いの時間とか会話が少なかったので、言わないだけで不満とかがあったんだろうなと思っています。

今まではようやく帰って来たと思ったら、プシュッとビールを開けて飲みながらアニメとか見出したりしてましたから(笑)

最近は「バス停まで送るね」とか「ゴミを出す時間あるよ」「ご飯食べに行こうよ」「寝かしつけの時間あるよ」「子ども見ているから出かけていいよ」と声をかけています。

こういうことができるようになると、お互いに非常に優しくなれると思っています。

逆に、私がたまに飲みに行きますとか、「誰かとどっか遊びに行ってきていい?」と言ってもどうぞという感じになります。

お互いがいつも「お疲れさま」とかそれこそ自分だけ出かけてずるい、とかではなくて、「たまには友達と遊んできなよ」と言える関係が築けています。