第十六回:在宅ワークで感じていること②

在宅ワークは、仕事の面でいうとやっぱり集中するのがすごく難しいなというのは感じています。

良い面だけをみると、移動時間がないのでお仕事に費やす時間が多いし、自由度が高いというのはありますが、その分相当自分を律して仕事をしないとダラダラ人間になっちゃうなと感じました。

今は「この時間は絶対部屋にこもってこれをやる!」みたいなスケジューリングをしています。

会社員から独立して在宅ワークになった時は、今まで8時間で終わってたことを12時間くらいかけてダラダラやっているんじゃないのかなという期間が1ヶ月間くらいありました。

勤務時間という概念があるようでない。

そのうちだんだんグチャグチャになってて、ダラダラとパソコンをカチカチしている時間がすごい増えたなと思っていました。

会社員時代は、大体この時間にこれをやるというのが決まっていたので、生産性が高かったです。

なので、最近はメリハリを付けることに気をつけています。

例えば、水曜日は作業日だから打ち合わせを入れない、打ち合わせする時間は13時〜17時と決める、3連続以上の連続設定をしないなどです。

そうすることによって、非常にアポイントというか打ち合わせの質やその後のレスポンスはかなり改善されたと思います。

頑張りすぎて8本連続で1時間の打ち合わせを入れてしまうと、緊急でお客さんになってくれそうという方がいてもこの後7時間続いているので連絡する時間がとれないとか、夜中に打ち合わせをもって次の日の夕方に資料送りますとかになるので、温度感が下がっちゃいますよねという話しなんです。

ある程度、一人ひとりのお客様に対してしっかりとお時間をとって、誠意を尽くせるスケジューリングを組むのが在宅ワークで重要だなと思います。

特に制作物を行うとか、Zoomでひたすら打ち合わせをする業種の方は、皆さん少なからずこのダラダラしている時間があると思います。

「昨日飲みすぎちゃったし夜ふかししたから朝10時まで寝ちゃおうかな」というのが少なからずあると思うのですが、私はこれだけは絶対やらないようにしています。

何があっても7時半に起きると決めているんですが、これはかなり重要な意識だと思います。

それと環境を整えることも大切です。

在宅ワークなので、書斎があるのか仕事部屋なのか…少なからず集中できる環境じゃないと仕事がはかどらないというのがあって、それこそ最近はパソコンやモニターを変えたりもしました。

あと、昇降デスクというのがあって、上げ下げできるので立ったままでも仕事ができるんです。

これは非常に便利ですね。

8時間ただずっと座っていたら、血流も悪くなるし、集中力もなくなるんです。

あと、やっぱり眠くなるときもあるので、そういう時に立ちながらやったりすると結構良いなと思っています。

たまにコーヒーブレイクの時間を作ったりとかしながら、定期的に画面を連続で見続ける時間がないようにしています。

5分でも良いので、席を離れて立つようにするのを意識するようにしてから、座りっぱなしのだるさや1日のうちでどこで何をやっているのかわからないみたいなのがなくなり、レスポンスも改善されました。

お仕事もスムーズに進むようになって、イレギュラーも起こりづらくなり、上手く回るようになったと感じています。